2025年11月5日(水)~7日(金)、メッセナゴヤで開催された日本最大級異業種交流展示「メッセナゴヤ2025」特別展示Next Eraゾーン~スマートロボティクス&フェムテック~に、丸天産業は株式会社オカモトヤ様と共同で出展しました。
イベント概要
名称:日本最大級異業種交流展示「メッセナゴヤ2025」
会期:2025年11月5日(水)~7日(金)
会場:ポートメッセなごや 第一展示館(名古屋港金城ふ頭)
開場時間:10:00~17:00
展示場所:特別展示Next Eraゾーン~スマートロボティクス&フェムテック~
開催規模:844社
公式サイト:https://www.messenagoya.jp/
展示会へのご来場者はおよそ50000名、展示ブースへは300名を超えるお客様にご来場いただき大盛況の展示となりました。
出展内容
本展示では、オカモトヤの「Fellne」が掲げる「誰もが安心して働ける空間」という理念を基盤に、丸天産業のデザインチームが空間レイアウトを設計。Fellneのサービスである災害用レディースキットやアメニティバーを融合させ、ハード(空間デザイン)とソフト(人への配慮や文化づくり)の両面から、多様な働き方に対応できるオフィス空間を提案しました。
また先日あいち女性の輝きカンパニー優秀賞を受賞した企業とのことでフェムテックのイベントブースの中から大村知事視察に選んでいただき、展示ブースについてご説明の機会をするなど多くのご来場者様に本展示を通じて両社の取り組みを広く発信する機会となりました。
展示会の様子
3日間の展示の様子を写真とともにご案内します。

(敬称略)家具)トヨスチール・&MEDICAL、サイネージ)ファースト、コーヒー)エームサービス











今年あいち女性の輝きカンパニー優秀賞受賞したことから弊社を説明企業として選んでいただきました。
アメニティバー

アメニティバーは性差による働きにくさの解消を実現することを目的に、企業のフェムアクションをサポートする新規事業としてオカモトヤが立ち上げた “Fellne”のサービスです。
生理用ナプキン/コットン/綿棒/ヘアゴム/お灸/めぐりズム/タブレット/マウスウォッシュ/キャンディ/マスク/メイク落としシート/デンタルフロス/汗拭きシート/絆創膏/瞬間冷却パック/ヘアオイルなど、その時に必要なものを性差なく選べることで、使う時の気まずさの解消し自然にあることとが当たり前という環境からお互いの課題について無意識に知る=配慮できるような環境も醸成します。
今回、リフレッシュエリアにアメニティバーを置いたことで、「ホテルのアメニティ」のようにいつでも使えるという働きやすさや安心感につながるオフィスをイメージしていただけました。
災害用レディースキット

災害用レディースキットもオカモトヤが立ち上げた “Fellne”のサービスです。
災害時は物流もストップしてしまいます。避難所で支給される女性向け衛生用品も数が限られてしまったり、確実に入手できない状況ででも災害による不安等でホルモンバランスを崩し、⽉経がはじまってしまうことも考えられます。災害⽤レディースキットは、このような事態を解決するプロダクトです。
3days BOX、1day SlimBOXがあり、この2つを展示しました。執務エリアに展示し、オープンキャビネットにも展示をすることで、オフィスの中にある「女性用」の災害キットであることをよりリアルに伝えることができました。
空間とフェムテックの融合
下記の複数社様に多大なるご協力をいただき、今回の展示を行うことができました。この場をかりて御礼申し上げます。
空間は弊社デザインチームがレイアウトしました。オカモトヤと丸天産業は以前より交流をおこなっています(下記参照)。その取り組みの中の1つ、交換留学でデザイン部の社員がFellneの考えを学び、Fellneブランドが活きるようレイアウトデザインを行いました。
- パネル展示・ワークショップエリア
- 心休まるリフレッシュエリア
- 快適に働ける執務エリア
- 会話が自然と生まれる打合せエリア
この4つの空間をとおして
■フェムテックと空間が融合した女性視点の働きやすさや安心感
■使う時の気まずさが解消し、お互いの課題を無意識に知ることで自然にあることとが当たり前という環境
■生理や更年期といった課題すらも活かした空間づくり・働き方
「という、新しいオフィスのあり方」や「働き方の可能性」「オフィス環境の重要性」を多くの方に知っていただく機会となりました。
パネル展示・ワークショップエリア

2社共創パネルの展示と「誰もが働きやすい空間とは?」というテーマで自由に記載してもらうワークを行い、ご来場の皆様がこんなオフィスだったら行きたい!と思えるオフィスや嬉しいと感じる瞬間などをご記載いただきました。
中には
「集中できるスペースがある」
「川のせせらぎなど自然音が聞こえる」
「トイレが綺麗」
「声をかけてもらえる」
「ひとりになれる場所がある」
など、空間や音への配慮、コミュニケーションやエンゲージメントの重要性を感じさせる内容が多く寄せられました。
心休まるリフレッシュエリア

リフレッシュエリアにはソファとローテーブルを配置し、ローテーブルにはアメニティバーを設置しました。ゆっくりとコーヒーを飲みながら歓談しつつ女性特有の課題や「そこにアメニティとしてある」ことで自然とお互いの中に生まれる配慮などについて話し合うシーンなども見られました。
快適に働ける執務エリア


執務エリアにはテーブルの上に、災害用レディースキット3days BOX、1day SlimBOX、また今回の展示に纏わるパネル・パンフレットやチラシを配置しました。
廊下側(展示外側)から足を止めて見ていただく方も多く、また災害用のグッズの中でも「女性に特化した」防災品が入っていることに魅力を感じるとともに働く女性にとって大切な備えであることを改めて考えていただけるエリアとなりました。
会話が自然と生まれる打合せエリア


打合せエリアでは、コーヒーを片手にリラックスしていただいたり、ハイチェア・スタンディングチェアにより、「さっと集まって打合せができる」「立ったまま仕事ができる」という体験をしていただきました。&MEDICALのスタンディングチェアはまだまだ珍しく、
「これいいねぇ!」
と感嘆する声や
「電車に欲しい!」
と聞いて納得の声、
「ちょっと寄り掛かっただけでも楽なんだね」
「仕事しやすいかも」
というような声も聞かれ、座ってばかりだと逆に健康に良くないとも言われる昨今に、アクティブで動きやすい新しい働き方の提案になりました。
ご協力企業様
今回の展示は、
- トヨセット株式会社(トヨスチール):ソファ・執務エリア・キャビネットなど
- 株式会社ドリーム(&MEDICAL):スタンディングチェアなど健康家具
- 株式会社ファースト(サイネージ):動画投影
- エームサービス株式会社(コーヒー):機器・豆など飲料材料
上記の企業様に多大なるご協力を賜りました。誠にありがとうございました。
共同展示につながる両社のこれまでの取り組み
共同展示「新しいオフィスづくりの可能性」は、両社の長年にわたる共創の積み重ねから生まれました。
- 企業間交換留学の実施
営業やデザイン部門の社員が互いの企業に一定期間滞在し、業務の進め方や強みを理解し合うことで、事業発展と人材育成を目的とした実践的学びを推進。 - 内勤社員の交流会(年2回)
日々の業務効率化や発想の転換を目的に、内勤社員同士の交流会を定期開催。他社との交流を通じて新しい視点や気づきを得る場として定着。 - 国際女性デー企画「FellneFES」の共同実施
オカモトヤの女性活躍・ダイバーシティ推進ブランド「Fellne」に共感し、丸天産業でも同様の企画を実施。性別や立場に関係なく、自分らしく働ける環境づくりを社内文化として育成。
こうした企業間の相互理解と共創の積み重ねが、今回の共同出展につながりました。
来場者の声
ご来場者からは、
「オフィスの環境は重要だと改めて感じた」
「災害用レディースキットにある女性ならではの視点は新しい発見だった」
「自社でも働きやすい空間や環境という視点を取り入れてリニューアルしたい」
「女性だけでなく”誰もが” 心地よく働ける環境にしたい」
などの声が寄せられました。
このような来場者の反応やワークショップ・展示で交流させていただいた方々の様子から、今回の共同出展では、同業他社同士でも互いの強みを掛け合わせることで、柔軟で新しい価値を生み出せることが分かりました。
他社様展示
うっかり全体の写真を撮影するのを忘れていました・・・
ということでメルマガでもお知らせしましたあかりカンパニー様の展示をご紹介します。
あかりカンパニー様
あかりカンパニー様はアカリナの展示をされていました。
これまでの最大の展示!ということで広くスッキリとしたブースに
閉めてもあかるい
熱くならない
折れない
というブラインドとはどんなものなのか?!
実体験とともに「理解できる」展示をされていました。


弊社も東南窓面「アカリナ」を採用していますがこの名だたる企業様方のロゴもアカリナの実力を表しているようで、圧巻の展示でした。
おわりに
この出展はかねてからイベント等にてお付き合いをいただいていた学び舎mom様からご紹介をいただいたことからはじまりました。学び舎mom様は、社屋が新築の際にもイベントを開催してくださったり様々な方をご紹介くださったりと、「ご縁」でつながっていく面白さも教えてくださる方です。
また上記にもありますが、オカモトヤ様との長年にわたる共創の積み重ねがあったからこそ実現できた共同展示でもあります。ご縁や「人を大切に」しつながっていくこと、人と関わり続けること、その集大成として出来上がった展示であったとの印象もありました。
貴重な機会をいただいた関係者のみなさま、そしてブースにお立ち寄りくださった来場者のみなさまに、心より感謝申し上げます。
3日間を通して、さまざまな企業様と交流することで、私たち自身も多くの学びと気づきを得ることができました。
丸天産業はこれからも「未来を変えよう、人と空間のチカラで」というパーパスのもと、まず自らが「人を大切にする職場づくり」を体現することで、働く人と企業の未来を共につくってまいります。
リリースを配信しました
同業2社 初の共創出展!株式会社オカモトヤと株式会社丸天産業が「メッセナゴヤ2025」に共同出展しました | 株式会社丸天産業のプレスリリース