「もしも」は、いつ起きるかわからない。
そんな前提のもと、丸天産業では Maruten Smile Festival vol.58 として、
体験型防災イベント
「備えのリアルを体感しよう ~自助からはじまる企業の防災~」 を開催しました。
本イベントは、「知る」だけでなく、
“触れて・使って・試す”ことで、行動につながる備えを実感することを目的に企画しました。
セミナー:防災を“知識”から“判断力”へ
3F展示・体験エリアにて災害時を“空間ごと”再現
セミナーでは、防災士の資格を持つプラス株式会社 ジョインテックスカンパニー 中部支社 磯谷様が登壇。
南海トラフ地震をはじめとした巨大地震リスクや、災害時に重要となる 「自助・共助・公助」 の考え方を解説しました。
阪神淡路大震災の事例をもとに、実際の救助の多くが「自助・共助」によるものであるという現実を共有し、「自分の身は自分で守ることが、結果的に周囲を助ける力になる」という視点が示されました。
さらに、
- ハザードマップによる災害リスクの確認
- 職場・自宅近くの避難場所の把握
- 帰宅困難者対策(発災後3日間は社内待機が原則)
- 企業に求められる3日分の備蓄量の目安
など、企業が実務として取り組むべき防災対策が具体的に紹介されました。

床にはビニールシートを敷き、
災害時の環境を想定した空間を再現。
- マットや簡易椅子に座ってセミナーを受講
- 防災食を「試食」ではなく 実際に調理
- 食べられるスプーンPACOONを使って試食
- 防災トイレを 水と凝固剤を使って使用体験
といった、臨場感のある体験型セミナーとなりました。
「想像する防災」から、
「体で理解する防災」へと意識が変わる設計が特徴です。




防災についての展示
1F:日常に溶け込む“防災”
1Fでは、
「防災=特別なもの」ではなく、日常に溶け込む防災をテーマに展示を構成。
- 普段はクッションに見える防災ポンチョや寝袋
- ブック型防災セット
- 女性向け災害レディースキット
- テント・保護靴・コンパクト備蓄用品
など、“備えながら、空間の一部になる防災” を体感できるエリアとなりました。


3F:自助だけでなく“共助・公助”の視点も
展示では、
- BISTA
- シェアする防災セット
- テント・バッテリー・備蓄ツール
など、企業・地域単位で備える防災ソリューションも紹介。

特に「自社だけでなく、地域や来訪者も守る備え」には関心を寄せる来場者が多く、
BISTAやシェアする防災セットは高い注目を集めました。
地域貢献型 災害用備蓄スタンドBISTA


社会貢献型 シェアする防災セット


参加者アンケートより:満足度と関心テーマ
イベント後のアンケートでは、
回答者全員が「満足」または「とても満足」と評価くださいました。
セミナー満足度
- 満足:72%
- とても満足:27%
(満足度100%)
特に印象に残った内容
- 企業に求められる3日分備蓄の考え方
- 自助・共助の重要性
- 非常食の試食体験
- 携帯トイレの体験
- ハザードマップの確認方法
「知識」だけでなく、体験と実務に直結する内容が強く印象に残ったことがうかがえました。
参加者の声(抜粋)
「防災意識は高い方だと思っていましたが、改めて考える機会になりました。地域や職場内での連携の重要性も実感しました。」
「最近の非常食がここまで進化しているとは驚きました。備蓄内容を見直す良いきっかけになりました。」
「トイレ体験や試食など、実際に“やってみる”形式が非常に参考になりました。来年度の防災施策に活かしたいです。」
「防災を“知識”ではなく“行動レベル”で考えるきっかけになりました。」
などの声をいただきました。
“体験”が、防災意識を変える
今回のイベントを通じて見えてきたのは、
防災は「知る」だけでは足りず、「一度やってみる」ことで初めて自分ごとになるということ。
- 使ったことがある
- 作ったことがある
- 座ったことがある
- 想像したことがある
その小さな体験の積み重ねが、いざという時の冷静な判断につながるのかもしれません。
編集後記
防災は「特別な準備」ではなく、
“日常の延長にある備え”であるとより良いと、今回のイベントを通じて改めて感じました。
完璧な備えを目指すよりも、
「まず一つ試してみる」「一つ見直してみる」
その小さな一歩こそが、企業と働く人の安心を守る力になります。
丸天産業は今後も、
空間・働き方・備えをつなぐ視点から、実践的な防災体験を届けてまいります。