あさひかわデザインウィークに行ってきました!

皆さまこんにちは。
先月、6/22~6/23に、あさひかわデザインウィークに最新情報を収集に行ってまいりました!
メンバーより、研修での発見をご報告いたします♪

「あさひかわデザインウィーク」とは、2015年に第1回を開催して以来、
食やモノづくり・産業をはじめ学校や研究施設・金融機関など、
たくさんの仲間が参加する道北のイベントとして成長してきたデザインイベントです。
旭川市は、2019年10月に「ユネスコデザイン創造都市」として認められました。
世界のデザイン都市の仲間入りをしたことを機に、多様なデザイン活動を進めています。

それらを発表する場として発展してきたこの「あさひかわデザインウィーク」で、
今回は、様々な木工家具の技術・伝統を学んできました。

旭川デザインセンター様

「まずは作り手・自分たちから楽しむ」
デザインの楽しさ・可能性の豊かさを感じるイベントでした。
特に印象に残ったのは「君の椅子プロジェクト」
3.11の日に生まれたこどもたちへ、
椅子を送る際に同封されていた作り手たちからの手紙には涙がこぼれてきました。
私たちは誰かの大切な気持ちを空間・働き方をデザインすることで伝える仕事をしている、と感じました。
感動と幸せが永きに渡って感じられ、時間と共に増していく「幸せづくり」につながるお手伝いをしていきたいです。

株式会社大雪木工様

初日のデザインセンター見学にて製品や雰囲気に惹かれ、工房・ショールーム見学をさせて頂きました。

製品の顔となる突板張りは一つ一つ丁寧に職人さんの手作業で!
それ以外の部分は機械も駆使し手作業と機械作業をバランスよく組み合わせ、
より良い品質のものを製作できる仕組みがありました。

執務スペースも大半が木家具で構成されており、
特有の暖かい雰囲気とスチール家具にはない木の香りを感じられ非常に快適な空間でした。

株式会社匠工芸様

匠としての志がかっこいいの一言に尽きました。

まずはデザインされたまま作ってみる。そこからデザインと製品性のせめぎ合いぎりぎりを体現していく。
細部までのこだわりがユーザーへの思いやりにもなっていました。

流行り、というよりかは、上質さや新しいけれど本質は変わらないような、温故知新のような、
木だからかよけい暖かい心遣いを感じるのか・・
不思議なほっとする空間でした。

家具なのに、人の生きざまが現れるところが木工のおもしろさなのかもしれません。

SWITCH FLAVOR様

北海道の〆は、ラーメンではなくまさかの「夜パフェ」?!
ということを知り、咄嗟に調べて駆け込んだお店がこちらSWITCH FLAVORでした。

ライブラリーに囲まれた落ち着きのある内装で、1席1席が全て異なり、
秘密基地のようなつくりになっていました。
展示の仕方・オープンながらも「籠り感」を感じられる不思議なつくりなど、
わたしたちのデザインにも活かしたい空間でした。

最後に

北海道研修報告からお送りしましたが、いかがでしたでしょうか?
「君の椅子プロジェクト」の報告を聞き、
誰かのために想いをこめて伝えることの尊さに感動している社員もいました。

弊社ではこのように、研修を実施し、
また参加メンバーによる研修報告などで他社員とも体験を共有しております。
お客様に提供するワークスタイルデザインがさらに良いものとなるよう、
インプットも大切に重ね、精進してまいります。
今後ともどうぞよろしくお願いします。