1.お米をつかったプラスチック「ライスレジンⓇ」
お米をつかったプラスチックとして、「ライスレジンⓇ」という新素材があります。
弊社にライスレジンⓇをご紹介くださったのは、
60年以上に渡ってレジ袋やショップバッグなどの包装資材を販売されてきた
包装資材の総合商社の株式会社キラックス様です。
パートナー企業の株式会社バイオマスレジン南魚沼様が開発製造した素材、
ライスレジンを活用したアイテムについてご紹介してくださいました。

2.「プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律」
なぜお米をつかったプラスチックをご紹介するのか?
大切なお話があります。
2022年4月から「プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律」が施行されました。
簡単に抜粋すると、製品の設計からプラスチック廃棄物の処理までに関わるあらゆる主体における
プラスチック資源循環等の取組(3R+Renewable)を促進するための措置を講じるもの、ということで、
- プラスチック廃棄物の排出の抑制、再資源化に資する環境配慮設計
- ワンウェイプラスチックの使用の合理化
- プラスチック廃棄物の分別収集、自主回収、再資源化 等
に関する基本方針を策定しています。
現在分かっているところでは2018年の国連報告書に記載がある日本人のプラごみ廃棄量は世界2位。
プラスチックの問題としては、
- 生産にも廃棄にもCO2が排出される。
- 生態系を壊す海洋プラスチック
- 埋め立てや投棄によって処分されている
- リサイクルが不十分である。
- 使用ずみプラスチックが他国を汚染する
などなどさまざまなものがあり、世界各国で急速にルールづくり(規制)が広がっています。
つまり、プラスチック資源循環はもはやとても身近な課題なのです。
さてそんな中、日本国内で持続可能な資源を増やすべく誕生したのが
新素材「ライスレジン」です。
3.ライスレジン
日本国内で持続可能な資源を増やすために誕生したライスレジン。
特徴は大きく2つあります。
すべて国内製造であること
食用に適さない古米や精米時にでる砕米、お菓子メーカーなどで発生する破砕米など
廃棄されるお米を有効活用しています。
また、日本のお米自給率は100%のため、石油相場や海外情勢にも左右されず
安定して供給することができます。
石油減に貢献し高品質
従来のプラスチックと同等の品質を再現しながら、
石油系プラスチックの含有量を大幅に減らすことが可能になります。
配合できるお米の比率はなんと70%まで!
石油系プラスチック削減と焼却時のCO2排出削減にも貢献します。
4.どんなアイテムができる?
お米のおもちゃ

お米のアメニティセット

オリジナル袋(レジ袋・ゴミ袋・ショップバッグ)

お米のスプーン・フォーク

ライスレジンを活用して作ることができるアイテムは上記の他にも、
ストロー・クリアファイル・SDGsバッジ・買い物かご・弁当箱
ボールペン・うちわ・オカリナ・クッションなど、
産業に関わる資材や生活関連商品・おもちゃなど幅広い分野で活用されています。
ライスレジンを活用したこんなグッズを検討したい!
などございましたらぜひ弊社までご相談ください^^