目次
注目ポイント
- 公園のような緑と木をイメージした図書室
- ガラス窓が大きく開放的な多目的教室
- 木質感あふれる什器の家庭科技術室
「清林館高等学校」を運営する学校法人平山学園様は、2025年に創立100周年を迎えるにあたりさまざまな記念事業を進めています。その1つが「清林館中学校」の新設。
中高一貫教育によって、社会に貢献できる人材の育成を目指します。1期生を受け入れる新校舎は、高校とのつながりが感じられる空間となりました。
お客様の声
高校とのつながりが感じられる新校舎。
図書室は生徒の知的好奇心を満たす場所に。
実は数年前にも高校の校舎を移転新築したばかり。今回新設した中学校の新校舎の設計も同じ建築事務所にお願いをし、 既存の校舎に合わせて、シンプルながらもセンスの良さを感じられるデザインを意識しています。
また、高校校舎も丸天産業さんに図面作成やアイテム選定を担当していただいたので、中学校校舎に関しても、以前納入していただいた什器類と合わせる形での提案を依頼しました。とはいえ、すべてが同じというわけではなく、サイズ感や色味など中学生に合わせたものを選定しています。
そのなかでも、高校の校舎と大きく異なっているのは図書室です。高校の図書室は自習室としての利用が多いため机と椅子が規則正しく並べられているのですが、中学校の図書室は自己研鑽の場として活用してほしいとの想いがあり、フレキシブルに動かせる六角形のテーブルや鮮やかな色の絨毯を敷いて、生徒が自然に集まる空間になるよう工夫しています。先生や司書さんたちと相談しつつ、図書室の蔵書数はこれから増やす予定です。電子書籍なども活用しながら、生徒一人ひとりの知的好奇心に応えられる環境を整備していきたいと思っています。