「女性がもっと活躍できる社会へ」――この言葉が広く聞かれるようになって久しくなりました。
一方で、「働き方」や「仕事観」が多様化するいま、性別にとらわれず一人ひとりの力を活かすことが、企業の成長と社会の持続可能性につながると私たちは考えています。
本コラムでは、そうした社会的背景をふまえながら、弊社の取り組みをご紹介します。

女性の活躍を推進する社会背景

少子高齢化に伴う深刻化する労働力不足

女性の活躍を推進する背景の1つには、少子高齢化に伴い深刻化する労働力不足問題があります。
まずはこちらの人口統計を見てみましょう。

出典 : 「人口推計」(総務省統計局)
出典 : 「人口推計」(総務省統計局)

総務省統計局から2025年(令和7年)5月20日に報告された、2025年(令和7年)5月1日現在の概算値と、2024年(令和6年)12月1日現在の確定値です。
グラフを見て一目瞭然、右肩下がりになっていることが分かります。
これが日本の人口推計であり現状です。
では年齢別にみるとどのような推移になるのでしょうか。

(出典)2020年までの人口は総務省「国勢調査」、合計特殊出生率は厚生労働省「人口動態統計」、
2025年以降は国立社会保障・人口問題研究所「日本の将来推計人口(令和5年推計)」(出生中位(死亡中位)推計)

人口を見るだけでも分かりますが、日本は今後本格的な人口減少社会に突入します。特に、特に15~64歳人口の減少ペースが顕著であり、15~64歳人口の大幅な減少は、経済活動における供給(生産=働き手)と需要(消費=モノ・サービスの買い手)のギャップを招き、個々の企業にとっても人手不足など既に大きな課題となってきている、と報告されています。

(出展)厚生労働省 人口減少社会への対応と人手不足の下での企業の人材確保に向けて2021年4月1日

このグラフにも見られる通り、日本の人口減少社会はかならず超高齢社会を伴うとともに、経済等に極めて深刻な影響を及ぼすなど、国の存続そのものにかかわる深刻な問題であると考えられています。

(出展)厚生労働省 人口減少社会への対応と人手不足の下での企業の人材確保に向けて2021年4月1日
(資料)「まち・ひと・しごと創生長期ビジョン(令和元年改訂版)」2019年より作成
(注)2017年人口推計ベースとした試算

「人口減少の特徴~まさに時間との闘い~」にもありますが、当面は、15~49歳の再生産年齢人口が減少し続けるため、仮に出生率が回復しても、すぐには人口減少は止まりません。なおかつ、出生率の回復が遅れれば遅れるほど、定常人口は減少することとなります。
働き方の多様化が進む中、このような人口問題だけが、女性の活躍を推進する背景ではありませんが、人がより大きな資本となる中小企業では特に優先的に取り組むべきテーマともいえます。

女性を取り巻く現状

女性が働きやすくなりM字カーブは改善してきていますが、女性の年齢階級別正規雇用比率を見ると、25~29歳の60.4%をピークに低下し、30代、40代などは、非正規雇用が中心となる状況(「L字カーブ」)がみられるそうです。この結果からは出産時に退職、または働き方を変え、育児後に非正規で働くケースが多いと考えられています。

(出典)令和7年5月内閣府男女共同参画局 女性活躍・男女共同参画の現状と課題
(出典)令和7年5月内閣府男女共同参画局 女性活躍・男女共同参画の現状と課題

ジェンダーギャップ指数は、男性に対する女性の割合(女性の数値/男性の数値)を示しており、0が完全不平等、1が完全平等となり、1に近いほど高い順位を示しています。それによると日本は146か国中118位。「教育」と「健康」の値は世界トップクラスですが、「政治」と「経済」の値が男性に比べてずいぶん低いことが分かります。

(出典)厚生労働省雇用環境・均等局雇用機会均等課 雇用の分野における女性活躍推進等に係る現状及び課題

管理職等に占める女性の割合を見ると、長期的には上昇傾向にありますが国際的に見ると依然その水準は低く推移しているのが現状です。

(出典)令和7年5月内閣府男女共同参画局 女性活躍・男女共同参画の現状と課題

このような現状の中、第5次男⼥共同参画基本計画の⼀部変更により、企業における⼥性登⽤の加速化に係る成果⽬標について、市場再編を踏まえ⽬標を設定。テレワークについても「デジタル社会の実現に向けた重点計画」(令和5年6⽉9⽇閣議決定)を踏まえ、成果⽬標を設定しており、働きやすい職場環境への実現を後押ししてくれています。

愛知県における女性の活躍推進について

愛知県では、女性がその能力を十分発揮して経済・社会に参画する機会を確保し、働く場における女性の「定着」と「活躍」が拡大するよう、「女性が元気に働き続けられる愛知」を実現することを目的とした「あいち女性の活躍促進プロジェクトチーム」を2013年9月に設置しています。30歳代で女性の労働力率が谷となる「M字カーブ」を解消し、「台形」にしていくための様々な個性や年代の女性の活躍を促進していくことを表しています。
あいち女性の活躍促進応援サイトではさまざまな情報とともに女性の活躍に取り組む企業等を応援すべく、PDFや冊子なども発信しています。

(出典)経営課題を乗り越える!女性の採用と組織づくり 中小企業の女性活躍の課題や秘訣と取組事例を紹介する冊子

「経営課題を乗り越える!女性の採用と組織づくり」という女性の活躍などを紹介するパンフレットでは、企業が女性活躍に取り組むメリットなども含め、どのように女性の活躍を促進していったらいいのか、課題に対する対応策なども分かりやすくまとめられています。
また、取り組んでみてどうだったのかを実際の事例をQ&Aも含め掲載されているため、読む企業様の自社展開への検討もおこないやすい構成になっています。ぜひご覧ください。

(出典)経営課題を乗り越える!女性の採用と組織づくり 中小企業の女性活躍の課題や秘訣と取組事例を紹介する冊子

丸天産業ではあいち女性の活躍プロモーションリーダーとしてこちらの冊子を配布しています

「あいち女性の活躍プロモーションリーダー」は、愛知県内企業等における女性の活躍促進を図るため、愛知県女性の活躍企業認証要綱第3条に定める女性の活躍認証企業のうち、第3条の活動を行う者に、知事が委嘱します。認証された企業は、認証ロゴマークを使用することができます。

プロモーションリーダーは、次に掲げる活動のうち1つ以上の活動を行っています。

  • (1) 取引先企業等への女性の活躍及び県施策活用の働きかけ
  • (2) 女性の活躍促進に係る県事業への協力
  • (3) 女性の活躍推進に取り組む企業等へのメリット付与
  • (4) 女性の活躍に関する経験及び知見の供与

当社は「あいち女性の活躍プロモーションリーダー」に委嘱いただき、女性が働きやすく成長できる環境づくりに取り組んでいます。

女性の活躍促進マニュアル(女性の活躍の必要性やメリット・企業の取り組み事例など)
女性が活躍すると会社も輝く!(課題や秘訣と取り組み事例など)

あいち女性の活躍プロモーションリーダーとしての取り組み

当社の取り組みは随時コラムにて配信しています。

イベントレポート 国際女性デーイベント「Fellne FES2025」を開催しました。

国際女性デーイベント「Fellne FES2025」とは? Fellne FES2025は、国際女性デーにちなみ女性を中心としたダイバーシティ推進・ウェルビーイングの実現に向けたヒントを提供し「自分らしい働き方を見つけ輝く」を応援するイベントとして開催しました。トークショー、セミナー、ワークショップ、企業に導入可能なサービスや商品の展示、などを通じて、女性活躍推進に向けた具体的なアクションを提案する場となりました。※開催詳細は以下リンクよりご覧ください 初の試み 株式会社オカモトヤ様との連携 他社様との連携で国際女性デーイベントを開催する、という弊社としても初の試みであった本イベントは、弊社にも新しい風をもたらしてくれました。 それぞれがどんな取り組みでフェムアクションをしていたのか? それぞれの企業の「女性活躍」に関する取り組みの特徴は以下の通りです。 ※フェムアクション:女性活躍推進やフェムテックなど、女性のQOL向上につながる取組みの総称 それぞれの方法で女性活躍への取り組みを行い推進してきたそんな同業他社が、東京と名古屋という地域の垣根を越えて新たな可能性を模索していた株式会社オカモトヤ様と連携したのは、あるいみ必然だったのかもしれません。 ジェンダーを問わずに能力を発揮できる取り組みを 人、地域、環境、性別、世代、ライフスタイル、企業…それぞれの垣根を越え、知ること、共有することで生まれる選択肢を広げていきたい、単独では気づけなかった課題や解決策も、異なる背景を持つ企業同士だからこそより充実した提案にしていけるのではないか、というわたしたちも共感した当初の想いは、「大盛況」に幕を閉じたこのイベントによって、ひとつの形として実現されました。そして、この成果を糧に、「女性活躍」「企業」という言葉の枠をこえたさらなる発展へと繋がる可能性を感じています。 イベントの様子 イベントでは、出会い・発見・交流・伝えるの4つのテーマに沿ったトークショー・セミナー・ワークショップ・展示を行いました。展示にはスタンプラリーを取り入れ、1F3F4Fというそれぞれのフロア特性を活かし、1Fには春のように明るい出会いの場でもあるトークショーを、3Fは新しい実りのある秋でもありさまざまな企業様の展示とZOOM中継による新しい知識を、4Fは充実した冬ごもりかのような参加する方々の次の芽吹きへ向けて学べるワークショップを。それぞれのフロアで、特色を持って配置されました。 藤本さきこ様×社長天野敬之によるトークショー トークショーは、累計5万人を動員した「宇宙レベルで人生の設定変更セミナー」を主宰する人気講演家でもある藤本さきこ様が「女性の本質とは?~女性性を大切にすることで見える性質の活かし方~」というテーマで「企業の働く女性」という視点を取り入れ、お話しをしてくださいました。「人」のもつ、男性性と女性性の性質には違いがあり両方を人は持っていること、女性の性質・女性の体にはリズムがありそれを「自身で」分かっていることがとても重要であることなど、とても大切なテーマでした。その後、社長とトークセッションにて企業で働く女性の話しや参加者の質疑応答などこの日1番の盛り上がりとなりました。 満員御礼 当日立ち見の方も! 社長天野とのトークセッション ご参加者様大集合! 「フェムテックで会社が変わる~企業が取り組む2つの課題~」についてのセミナー ご講演くださったのは、中日新聞社 メディアビジネス局 デジタルビジネス部 部長 大谷朋子様。大谷様はデジタルビジネス部でデジタル広告に関わる傍ら愛知県のフェムテック事業を受託運営するなど、女性の健康課題についての取り組みもスタートし活躍されています。今回のセミナーでは、ご本人の、まだ「女性活躍」という言葉もなかった時からの奮闘とどのように切り開き活動してきたのか、実際の愛知県の数値も踏まえ、フェムテックという視点にとどまらず女性が活躍することの意義と企業が取り組んでいけることなどについてお話しくださいました。 まずは自己紹介 皆さま真剣に聞き入っています 4Fで開催された2つのワークショップ AIを活用した女性の働き方 キャンセル待ちが発生するほどの大人気講座となった本ワークショップでは、AI領域において国内トップクラスの実績を誇るサイバーエージェントにて、生成AIマーケティング責任者として活躍した株式会社トップフォート代表取締役の谷川英祐様が登壇してくださいました。AIの基本的な正しい知識と、その使い方について実際に携帯で操作しながら丁寧に進んだワークショップでは、「分かりやすかった!」「使ってみようと思う」などたくさんの嬉しい感想が寄せられました。 谷川様 AIを使う事でどうなるのか? 実際に取り組みながら進むワークショップ 会社で輝くキャリアを描こう こちらもキャンセル待ちが発生するほどの大人気講座となりました。参加者が自身のキャリアと今後への道筋を見つけるナビゲーターをしてくださったのは、キャリアコンサルタントでもあるCareer-Ring(キャリング)代表の青地真巳様です。参加者からは「これまで知らなかった視点を知ることができた!」「今後に活かしていきたい」などの嬉しい声が寄せられました。 丁寧な優しい言葉で皆に語りかける青地様 説明を聞きながら一生懸命ワークに取り組みます 企業展示 15社もの企業が一堂に会しました。3Fフロアは熱気に包まれ、体験コーナーでは「おお~!すごい」という感動の声が聞こえたり、ハンドケアで癒されたり、皆でピラティスをすることで会場を盛り上げたりとさまざまな催しを体験いただきました。 トークショー藤本さきこ様がショップオーナーでもあるプティラドゥ様の展示にはたくさんのファンも 大盛況の展示会場。骨盤チェックや膣トレも。 和室ではハンドケアも行われました みんなでピラティス! 他にも、眼科検査に特化した企業向けメディカル眼科健診訪問サービスを実体験していただいたり、オフィスの消耗品管理について自社の現状を知ったり、女性ヘルスケア応援自販機やわんちゃんの防災について考えたりなど、ご来場者様はスタンプラリーを楽しみながらご自身の興味のあるものを思い思いにご覧くださいました。 ご協力企業様 ライフ・ヴィジョン様、株式会社オカモトヤ様、株式会社八神製作所様、株式会社ウェルハピ様、コクヨマーケティング株式会社様、8FITNESS様、OUI Inc.様、ダイドードリンコ株式会社様、わかもと製薬株式会社様、アミー株式会社様、石井食品株式会社様、株式会社ぐるわん、小林製薬株式会社様、オーサワジャパン株式会社様、GROOVE X株式会社様誠にありがとうございました。 アンケートからのご来場者様のお声 たくさんのご回答を賜り、誠にありがとうございました。ご来場者様にいただいた最後のアンケート結果を一部公開いたします。 展示企業様について さまざまな展示企業様について、「印象に残った展示は何ですか?(複数回答可)」という問いには、 藤本さきこ様のファンにも多くお越しいただいたこともあり、ダントツでプティラドゥ様、また体験型の骨盤チェック・ハンドケアや、女性ヘルスケア応援自販機などに票が集まりました。 トークショー・セミナー・ワークショップについて トークショーやセミナー・ワークショップについては、それぞれにお声が寄せられました。特にトークショーでは、なかなか名古屋ではお会いすることができなかった藤本さきこ様であったという点もファンにとってとても嬉しいイベントになったようです。また、セミナーやワークショップでも、中には思っていた内容と違ったりもう少し踏み込んだ内容が知りたかったという方もいらっしゃいましたがどの開催も概ね「とても満足」とのご回答で、主催者側としても大変嬉しい結果を得られました。 FellneFES全体について 「同様のイベントがあれば、また参加したいと思いますか?」という問いに、 なんと、100%とのご回答をいただき、 予想よりも興味のあるものが多かった、期待しているより数倍よかった 自分達の活動のヒントを得られた 女性の職場環境についての情報収集ができた 知らない情報をたくさん教えていただけた 働きやすい環境のための工夫などいろいろと考えさせられました 体験型でとても楽しかった 女性が社会で生き生きと働くためにどうしたらいいかが理解できた 女性向けかと思っていましたが、男性でも参考になる展示が多かったです などこちらに掲載しきれないほどのたくさんの嬉しいご感想もいただきました。中には、思っていたセミナー内容と違った・もう少し展示が多いかと思ったなどのお声も見られ、このようなご意見も大切なご意見として今後の活動に活かしていきたいと考えています。 株式会社オカモトヤ様よりリリースが発行されました FellneFESでオカモトヤ×丸天産業が連携 企業の枠を超えた連携で働き方の未来を考える このリリースにもあるように、これからもこのような企業間連携も行いながら、新たらしいイノベーションを創出していきたいと考えています。 おわりに 本イベントへご来場くださった皆様、ご協力くださった企業の皆様、また登壇し講師を勤めてくださった方々、イベント開催にあたり準備に邁進くださった社員の皆、またこのような初めての試みを提案し一緒に取り組んでくださった株式会社オカモトヤ様に、心より御礼申し上げます。皆様のお力添えのおかげで、弊社は自らの新たな一面を発見する機会に恵まれるとともに、多くの貴重な学びを得ることができました。この経験を活かし、さらなる高みを目指し、より質の高いご提案やサービスをお客様にお届けできるよう努力を重ねてまいります。今回いただいたこの貴重な機会を大切にし、皆様への感謝を胸に刻みながら、企業としてさらなる成長を遂げるべく邁進していく所存です。今後とも変わらぬご支援、ご指導を賜りますようお願い申し上げます。引き続きどうぞよろしくお願い申し上げます。

「女子大学生と『あいち女性輝きカンパニー』の交流会」に登壇しました

平素は格別のご高配を賜り、誠にありがとうございます。2024年7月11日、中京大学名古屋キャンパス様にて、女子大学生と「あいち女性輝きカンパニー」の交流会が開催され、弊社総務人事部が登壇させていただきました。 交流会概要 「女性が元気に働き続けられる愛知」の実現に向けた、「あいち女性の活躍促進プロジェクト」の一環として、参加した交流会の概要をご紹介します。 概要 開催内容:中京大学のキャリア支援セミナー開催日:2024年7月11日対象:女子大学生登壇した「あいち女性輝きカンパニー」認証企業 :株式会社愛知銀行様(金融・保険業) :トリニティ工業株式会社様(製造業) :株式会社丸天産業(卸売業)コーディネーター:オフィスアイム 代表 市川 麻波様(愛知県女性の活躍推進コーディネーター)総合司会:愛知県県民文化局 男女共同参画推進課 主査 西本 明日香様 開催スケジュール 下記スケジュールにより、開催されました (1)女性社員による自己紹介及び人事担当者による会社の魅力のPR(15分)(2)パネルディスカッション(25分)(3)交流タイム(35分)(4)登壇者(女性社員及び人事担当者)からコメント(8分)(5)まとめ(5分) 概要・開催スケジュール掲載参考 「女子大学生と『あいち女性輝きカンパニー』の交流会」現地レポート ~vol.2 中京大学編~ 「あいち女性輝きカンパニー」って? あいち女性輝きカンパニーとは、女性の採用や管理職登用の拡大、働きやすい職場環境づくりなど、女性の活躍促進に向けて積極的に取り組む企業として、県が認証した企業のことです。弊社は、あいち女性輝きカンパニーに認証されており、昨年県よりあいち女性の活躍プロモーションリーダーに委嘱いただいております。詳細はこちらをご覧ください。 「あいち女性輝きカンパニー」認証企業として弊社社員が登壇 愛知県女性の活躍推進コーディネーターのオフィスアイム 代表 市川麻波様をコーディネーターに、企業3社が登壇しました。3社中の1社が弊社であり、弊社からは総務人事部2名が登壇させていただきました。登壇者は和やか、参加者は堅めの表情の方が多かったです。各社会社概要・取組を説明後に登壇者は学生の輪を順番に回り質問の回答をしました。このころには緊張した空気は少なく時間が足りないほど盛り上がっていました。 登壇の様子 おわりに 今回の交流会に参加する機会をいただき、誠にありがとうございました。弊社は、学生の皆さまが自分らしいキャリアを描けるよう、今後もサポートしていきたいと考えています。本交流会を通じて、皆さまのキャリア選択の一助となれば幸いです。今後も、女性が活躍できる職場づくりや、学生の皆さまと社会をつなぐ機会を大切にしながら、積極的に支援を続けてまいります。引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。

名古屋の異業種3社にて女性社員交流会を開催しました

2024年1月22日、弊社丸天産業で女性の働き方に関する交流会を行いました。今回はその活動について報告させていただきます。 中部経済新聞様に掲載されました 2024年1月17日、中部経済新聞様にて、「各社で働く女性従業員が職場の風土改革やワークライフバランスなどの知見を共有し、仕事の生産性向上や組織の活性化などにつなげる」と掲載されました。 女性の働き方に関する交流会概要 開催日:2024年1月22日 参加企業:竹田印刷株式会社様、株式会社ダイセキ様、株式会社丸天産業 参加人数:8名 開催スケジュール:【13:30~】ご挨拶&丸天産業オフィス見学、【15:30~】交流会 テーマ:女性の働き方について 名前・勤続年数・所属部署・仕事内容、現在抱えている働き方に関する個人課題 などの自己紹介から開始。 交流会テーマ 今回は初の開催ということもあり、細かいテーマは設けずに、自己紹介から出てきた課題で多いものにフォーカスしてお話を進めていく・・・というスタイルをとりました。抱えている課題や、女性の思い、というものには似たようなものも多く、 両立支援への工夫 ワークライフバランスのための工夫 仕事の生産性を高めるための工夫 成功事例や挑戦していること 時短勤務での働き方の変化 家庭内での役割分担の仕方 社内で協力を得るために意識していること 魅力ある会社づくりのためにどのようにしていくか などの意見交換をすることができました。また、いち女性としての視点からの「仕事について」、などお互いの会話を通して、考え方や物事の捉え方の発見や気づきにつながる交流会となりました。 参加者の声 皆がそれぞれ試行錯誤しながら「みんなが働きやすい環境つくり」に取り組み、社内でどう推進していけばいいのか考え動いていらっしゃるのが印象的でした。 丸天の環境に改めて感謝するとともに、これからもみんなが働きやすい会社⇒社会⇒未来になっていくように、業務で自分のパーパスに基づいて行動できるようにしていきたいと思います。 個人的には、企業は社会の縮図だなと改めて思い(アカデミックな世界も未だ男性社会である)、ジェンダーレスがまだ遠く感じました。しかし女性だから母だからとハードルを設けるのも自分かもしれないとも思いました。 得意を活かして協業しあう社会になって欲しいです。 自社を良くするには他社を知ることが重要だと考えているため、好事例や新しいアイデアをいただける有難い機会でした。 女性活躍推進に限らず、物事を変化させていくには周りの巻き込み力が必須です。正解のない中で、一人でなんとかせず、みんなでやることで大きな変化に繋がると考えています。丸天産業が大切にしている、「みんなで考え創るオフィス」が変化させていけるキーではないかと、自分たちの活動を改めて見直すきっかけになりました。 情報交換会を前向きに捉え、一緒に実施していただける他社様との出会いに感謝します。 「なんとかしてもらえる」ではなく「なんとかしよう」と主体的な方々に会えたことが一番刺激になりました! こういった機会が人生のスパイスになります。 他社の事例を聞くことで、自社との違いを知ることができ、また自社の良さにも気づくことができるので有意義な情報交換でした。 異なる価値観同士を融合させて生まれる気づきを大切にしたいです。もっとこのような異業種交流会が増えると嬉しいです。 異業種メンバーで女性の働き方について考えるとは 世の中には様々な価値観の人が一緒に生活していますが、女性、と一言で表す中にも、もちろん様々な方がいます。特に日々体調も良く、変化も少ない方もいらっしゃれば、体調が安定しないタイプの方もいます。結婚すると名前が変わる、居場所が変わる、働き方が変わると変化の多い人や妊娠出産により仕事ができない期間が発生する人、「家庭のこと」「仕事のこと」を両方してゆく人、また女性でも男性でも性別に関係なく、家庭を持たずに仕事とプライベートのバランスをとる人もいます。そんな様々な価値観の中で、女性がお互いに「働く」こと、について考えることがなぜ有意義な時間になるか、というと、これまでどちらかと言うと「働く」ことの基本が男性に合うように形作られてきた歴史があり、女性と男性の体の違い、性質の違い、という「違い」が時に女性にとってはとても生きにくいものになるからです。しかしながら不思議なことに、このような意見交換から「女性が働きやすい環境」に変わってゆくことは、男性にも過ごしやすい環境であることが多く、一石二鳥ならぬ、一石三・四鳥的な波及を会社にもたらしてくれます。このような交流会は、ますます働く人が活き活きと活躍できる社会になるような場をつくることに繋がっています。 編集後記 今回は、竹田印刷(株)様 ×(株)ダイセキ様 × (株)丸天産業と一緒に開催された異業種交流会についてご紹介しましたがいかがでしたでしょうか。弊社からは、営業の業務負担軽減策(社内連携)社内プロジェクト社内イベントの企画見方を増やす(社長を味方にする)なども僭越ながら紹介させていただきました。「働くこと」は快適であってほしい。心も、体も。その一助になるべく、このような異業種交流会で意見交換をするのも有意義でした。弊社のパーパス「未来をかえよう、人と空間の力で」に表現されているように、わたしたちは交流会やイベントなどお互いに知見を広げていけるような機会も場も、提供していきたいと考えています。開催したい方、聞いてみたい方、ぜひお問い合わせください。

MSF42 女性活躍についてのオンラインセミナー

1.MSFとは!? 大切なお客様に笑顔になっていただこうと定期的に開催しているMARUTEN Smile Festivalというイベントです。毎回さまざまな業種の方にご参加いただき、働く場の在り方を一緒に考えるホットな情報をお伝えしています。是非、新しい視点をオフィスに持って帰ってください^^ 【Maruten Smile Festival vol.42開催】 日 時:2023年9月26日(火)10:00~11:00 会 場:ZOOM開催 参加費:無料 丸天産業の社員は女性ならではの視点や強みを活かし、それぞれの立場で皆がイキイキと活躍しています。弊社が女性活躍推進にも力を入れだして数年・・・これまで、 ■2022年11月「あいち女性輝きカンパニー」から選ばれる優良企業として奨励賞を受賞■2023年6月愛知県と一緒に女性活躍を広げる「あいち女性の活躍プロモーションリーダー」を委嘱■2023年8月~女性管理職比率の目標を達成 など取り組みを評価していただいたり、「ロールモデル」としてご相談いただいたり、セミナーへ登壇するというご縁をいただいたり、着実に1歩ずつ進んで参りました。 女性が活躍する、できる、環境づくりをする、ということへの取り組みは、なぜか女性を通して男性へも波及し、全社員のエンゲージメント向上の一助ともなります。 実際に弊社では、どのように女性社員が活躍しているのか?今回はそんな事例とともに女性活躍についてお話しさせていただきます。ご予約は下記のQRコードもしくは、参加するのボタンからお願いします。 当日はインスタライブも! ぜひインスタフォローしてください♪ 3.よっちゃん編集後記 言葉には、難しい側面もあります。片方を表現してしまうと、もう片方の側面がなかったことになったり・・どれだけ言葉を尽くして伝えても裏側がどうしても伝わらなかったり・・伝える側の伝達力・会話力もありますが、受け取るということの本質は、深めるといつのまにか生命の神秘に行きついてしまうくらい奥深いものがあります。つまりは、この「女性活躍」というものの想いを、伝えるのは難しい側面があるのです。これまで職場、というと男性優位で環境づくりがなされていたり、ハード面もソフト面も、圧倒的に男性組織でカタチつくられている企業が多かった、という歴史があります。考えてもみてください。遺伝子だって、太古の昔からそう変わっていません。脳の構造的にも体の構造的にも、男女に「違い」はあるのでその「差」はやっぱりあった、と考える方が自然のように思えます。はじまりは、その「差」を慮った「敬意」としてお互いの差を尊重し全うしていたことではないか?っと、勝手に思っていますが子々孫々と長く続くとそれが当たり前になって忘れてしまった想いがたくさんあるのかもしれません。しかしながら昨今差し迫ったというかもうはじまっている日本人の働く人口の減少という社会背景も考えると、女性も仕事を続けられる組織に変わっていく必要がでてきており、そして時代は多様性がさらに進化するべく突き進んでおり、早急に推進していきたい対策という意味でも「女性活躍」という言葉であり表現とさせていただいております。LGBTQも叫ばれている現在、「女性活躍」とかどうしてそこにカテゴリをつけるのか・・と考えさせられる部分もありますが振り子は同じだけ両側に振れるものなので、まずは、1歩。女性側に振り子を振ってみてはいかがでしょうか。男性も女性も両方の方も他の可能性をもつ方も、お互いをただの「差」として尊重できるそれぞれの「働く場所」を考えていきませんか。ご参加お待ちしております^^♪

あいち女性の活躍プロモーションリーダーに就任しました。

2023年6月30日、愛知県本庁舎において「あいち女性の活躍プロモーションリーダー」委嘱式が行われ、弊社は愛知県知事から委嘱を受けました。 あいち女性の活躍プロモーションリーダーとは 愛知県では、「女性が元気に働き続けられる愛知」の実現に向けて、2013年度から「あいち女性の活躍促進プロジェクト」を推進しています。 このプロジェクトの一環で、県で認証した「あいち女性輝きカンパニー」の優良企業として表彰を受けた中から、さらに女性の活躍に向けた取組や県施策の活用の働き掛けなどに協力する企業・団体として県が委嘱するのが、「あいち女性の活躍プロモーションリーダー」です。 丸天産業の女性活躍推進に関する取り組み 愛知県で推進されている「あいち女性の活躍促進プロジェクト」では、県で認証した「あいち女性輝きカンパニー」の中から、その年度に特に積極的に女性の活躍に向けて取り組んだ企業を、優良企業として表彰しています。 2021年度には、奨励賞という賞が新設され、弊社は2022年度の奨励賞に、2代目の表彰企業として選ばれました。 弊社の取り組み 社長直下の組織未来企画室を設置し、室長を兼務する総務人事部部長が中心になり女性が働きやすい環境を整備、女性の従業員比率においても成果を上げた 育休中の社員を含む「働くママの会」において実際に出た要望から就業規則はじめ働き方の見直しを実施。また新社屋オープンにあたっても、女性用トイレや更衣室・和室など女性の意見を多く取り入れた 女性が長期継続して活躍できる雇用環境を整備するためペアで情報を共有する「ペア制度」を確立するなど業務改革にも積極的に取り組んでいる 自社イベントMarutenSmileFestivalなどで女性活躍推進への事例について紹介、女性らしい働き方に着目したセミナー講師としての登壇など社外へ向けても取り組みを発信 プロモーションリーダーの活動内容 ※愛知県HPより抜粋 女性の活躍プロモーション事業「あいち女性の活躍プロモーションリーダー」委嘱式及び事前研修会を開催します! – 愛知県 (pref.aichi.jp) 次のうち、可能な項目を選択して実施いただきます。 (1) 取引企業等への女性の活躍・県施策活用の働き掛け(2) 県が実施する女性の活躍促進事業への協力ア 企業向けセミナーへの参加・参加者募集への協力イ 各種イベント(シンポジウム等)への登壇ウ 県が作成する啓発資材・Web(女性活躍に向けた取組事例・女性ロールモデル紹介ページ)等への掲載エ 学生に対する啓発1 学校での講演等2 学生の企業見学等(3) 女性の活躍推進に取り組む企業(取引企業等)へのメリット付与(4) 女性の活躍に関する経験・知見の供与ア 県からのアンケート調査等への協力イ 他社からのヒアリング調査等への協力 弊社の活動について 弊社は、2023年6月1日に新社屋をオープンしました。新社屋は、社内外で新たな価値を共創するフロアや働き方の多様性に対応するワークスペースなど、お客様やパートナーの皆様にもご利用いただけるオフィスです。現在オフィスを活用し、ご依頼いただいたセミナーや自社イベントを開催しております。今後、県が実施する女性の活躍促進事業などにも積極的に参加する予定です。講演のご依頼や、セミナーのご依頼にもお応えしております。今後とも弊社の活動をどうぞよろしくお願いいたします。※下記プレスリリースをご参考ください。 あいち女性の活躍プロモーションリーダーに就任 株式会社丸天産業 PRESS-KIT / CLOUD PRESS ROOM (press-room.cloud)働く環境をデザインする丸天産業 新本社オープンに伴い、オフィス見学会を開催 株式会社丸天産業 PRESS-KIT / CLOUD PRESS ROOM (press-room.cloud) オフィス見学会予約はこちらから オフィス見学会を随時開催しております。まずは自社からと上記のような取り組みなどをどう実施し、どうオフィスの使い方として現れているのかご覧頂くことが可能です。下記からご予約ください。 日時 ご予約カレンダーよりご都合に合わせた日程10:00~13:30~15:30~所要時間1時間程度 概要 ・建物全体に関する説明・見学会1F~4F、RF・記念品プレゼント 場所 新本社 株式会社丸天産業所在地:〒460-0008 愛知県名古屋市中区栄5-10-34アクセス アクセス 市営地下鉄名城線 矢場町駅徒歩5分 お申込み 下記URLより詳細をご確認の上、お申込みください。https://select-type.com/rsv/?id=NgHXV4lnjwk&c_id=284119メディアの方からのご取材も受け付けております。

心も、体も。「働くこと」は快適であってほしい。
弊社のパーパス「未来をかえよう、人と空間の力で」に表現されているように、
わたしたちはこのような活動も通してそれぞれが知見を広げていけるような機会も場も、提供していきたいと考えています。イベントを開催したい方、話しを聞いてみたい方、ぜひご相談ください。

To be continuedーおわりにー

なぜ「女性の活躍」と言われているのか?ジェンダー関係なく総活躍じゃだめなの?
本日は、そんな疑問について、日本の人口と男女での働き方の違い、「女性も働きやすい環境の構築に企業が取り組んだ場合にもたらされる恩恵」について考えられるようなコラムにしてみましたがいかがでしたでしょうか。
実はコレ、、、、女性の体のことや、ライフイベントが働き方にどう影響するのか、逆に男性の人生の変化(家庭や地域における活躍)・・など、まだまだまだまだ盛りだくさんにお伝えしたいことがあります。ありすぎて1コラムでは長くなりすぎるとの判断から、「To be continued」にしてしまいました。
この場を借りてお詫び申し上げます。申し訳ございません・・・。

さて次回は、なんと当社の総務人事部長竹内も登場します。竹内が体験した不妊治療と仕事の両立について、子育てと仕事の両立について、など、リアルな声からのインタビュー記事もUPしていく予定です。男性の育児についてもリアルな声を聞いてみようと思います。

上記内容にもあるように、今はこれまでの働き方と社会背景の変化という時代の流れからいろいろなことが変革している真っ最中・・というか変わらざる負えない時代にきているため「女性の活躍推進」!と片方を引き上げるバランス調整が生まれている時期なのではないかと個人的には思っています。これからは「女性の活躍」との言葉はカタチを変えていくのかもしれません。まぁ、ただの所感ですが。
リアルの声も聞ける次回のコラムもお楽しみいただけると幸いです。
引き続きどうぞよろしくお願いいたします。